広谷観音祭が、7月17日(火)、7月18日(水)に開催されました。
17日午後7時30分から名物行事である曳山巡行、伝統の観音囃子流し、広谷小唄傘踊りパレードです。小雨のため、観音祭り屋台も大きなカッパを被り、観音祭り囃子を笛、三味線、鉦、鼓、太鼓で、京都の祇園祭り囃子に似た音頭を奏でて広谷の街中を勇壮に練り歩いていました。
町内7箇所で「造り物」が展示されていました。この「造り物」は、通称「ダシ」と呼ばれ、江戸時代後期に当たる今から200年前に大阪で始まった細工見せ物をルーツとする貴重な伝統芸能だそうです。
広谷の「造り物」は、自然の竹、木、家庭用品等を使用し、近くで見ると材料が分かることがポイントですが、離れてみると実物以上の存在感を示す必要があり、造る時の苦労の一つになっているそうです。(詳しくは、但馬事典をご覧ください。)
それでは、作品の一部を紹介します。
遠目は、クジャクでしたが、近づくとジョウロで思わず苦笑してしまいました。