養蚕が盛んであった養父市には800戸もの養蚕農家住宅があり、これだけまとまって残っているのは全国でも珍しいと言われています。大屋町大杉地区が兵庫県景観形成条例の景観形成地区に指定されて有名ですが、実は養父市の畑地区には外観は3階建てに見えるが、中は4階建てになっている家など更に大きな養蚕住宅群が残っているという情報を聞き、散策してみました。
案内なしの一人の散策で、分かるかなと不安でしたが、ありました。換気口が付いた土壁の家です。おそらくそうなのでしょう。
3階建てに見える換気口が付いた家もありました。ただし、この家の中が4階建てになっているのかどうかは分かりません。
いつもどおりの頼りない中途半端な取材ではありましたが、かつて、養蚕が栄えた時代を顧ることができたような気がしました。