ツアーの最後は、昨年「近代化産業遺産群」にも認定された『史跡生野銀山』。
明延で掘られた鉱石が、神子畑ですずに選鉱されて、生野で精錬され「鉱石の道」としてつながるのです。
こちらは観光施設として整備された歩きやすい坑道で、1kmの距離をボランティアガイドさんの説明を受けながら進みます。
徳川時代に手掘りされた四角の綺麗な通路がその当時のままで何キロも続いているのだとか。こんなに狭くてかがんで進むだけの大きさだけど、人の手だけで掘っていくのにどれだけの時間がかかったんだろうと気の遠くなる思いです。
明治には政府の直轄となりフランスの技師や機械の導入により近代化していったのです。このトロッコ一杯の1tの鉱石から取れる金はたった0.3g。でも銀は600gもあり採算のとれる含有量200gを大きく上回り、生野銀山として名を轟かせたのであります。
一緒に坑道を進む気分を味わってください。
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ガイドさんの名調子であっという間の1時間が過ぎました。
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閉館の時間が迫る中、資料館を覗いてみてビックリ!
江戸時代の鉱山の様子をジオラマで展示してあるのですが、10cmもない小さい人形達が今にも動き出しそうなくらいにリアルで、蟻塚を思わせる坑道の中の断面模型に釘付けになってしまいました。
ここ生野銀山でヒカゲツツジの咲く4月13日に『へいくろう祭り』が開催されます。
鉱石を積んだトロッコを引く「力自慢大会」など面白いイベントです。
ぜひおこしください。