城崎温泉の奥まった一角にある自然に囲まれたお寺「極楽寺」は、出石の高僧・沢庵和尚により再興された禅寺です。
3月に配布された但馬の情報誌「T2」で<しこさんのおすすめスポット>として紹介しましたが、山門をくぐるとその境内には静寂に包まれた石庭「静閑庭」があり、今は春の陽にあたりきらきら輝いています。
このお庭には無病長寿の清泉「独鈷水」を受けている蹲もあり、真夏の日照り続きでもたえることなく冷たいお水が湧き出ています。
また、<あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン>期間中の協賛イベントとして「加藤美代三」さんの <水墨、四季襖絵>が一般公開され、4月29日~5月6日までは <屏風4面特別展>などの拝観、予約をすれば座禅の体験もあり、お抹茶とお菓子を頂きながら、住職さんによる法話も拝聴できます。
街の喧騒もなくお庭を見ながら別世界のような静かな一時です。
今日、城崎温泉木屋町の大谿川沿いを歩いていて、桜の花びらがハラハラと雪のように舞い、風に吹き寄せられて川に浮かぶ「桜の花筏」に出会いました。
川面に漂った桜の花びらは、ゆく春を惜しむように切なげでもあり華やかでもありますね。
今年は永く楽しめましたが、名残りおしいですね~。
また、来年も華やかに咲いて楽しませてもらいましょう。