新温泉町清富「相応峰寺」、春の例祭が行われ鳥取方面からのお参りの人も多く、普段は静かな観音山も賑わいました。麓から山頂までは随所にお地蔵様がまつられ往時信仰の山であった事が偲ばれます。
当寺は天平9年(737年)行基によって開かれ、本尊は国指定重要文化財となっている平安初期の「十一面観音立像」がまつられています.春の例祭(4/18)のみ公開される秘仏となっている。
秘仏は永年に亘るお香の煙で黒く光るカヤの一木造り、2m位あり包容力を感じさせ慈悲に満ちています。
本堂内では護摩が焚かれ外では地区のご婦人による甘酒がふるまわれていました。
麓は丁度しだれ桜が見頃で露店も賑わい春のお祭り一色です。