但馬に数多くの城跡がありますが、国指定史跡は四つ。そのうちのひとつ、出石の此隅山城跡に登ってきました。
同じ国指定史跡でも大きな竹田城跡は毎日多くの観光客でにぎわっていますが、ここはひっそり・・・念のため鈴を鳴らして歩いてきました。
雨ポツリの天気で今日はこんな空模様。 城跡から西方向は開けて展望がいいです。
登山口は いずし古代学習館 の裏からがメインのルートですが、今日は南の出石神社方面の登山口から入りました。
主郭跡の標高144mを中心にして、そこから派生する尾根全てに階段状に曲輪が作られているそうです。
竹林を抜けて少し急坂を登ると早くも曲輪らしき場所が目に付く。
歩き始めて20分ほどで主郭跡・山頂。 出石川、国道426号線方面です。
古代学習館方面に下る尾根にはいっぱい曲輪があります。曲輪というのは、尾根や斜面を平たくした場所。
城の中心部分の曲輪が主郭跡ということ。城の縄張り独特の言葉を思い出しながら歩き始めると説明看板が設置されていました。
気持のいい道です。
数多くの曲輪跡を沿うように下っていきます。所々にロープもある。
いずし古代学習館の登山口です。今日はここに下山しましたが、登るときはここから入ってください。
山名氏城跡保存会のみなさんが、6月に道整備をされました。
少々急な道でも歩きやすく、案内カンバンも設置され城跡の勉強しながらのミニ登山ができます。
いずし古代学習館からの往復をおすすめします。今日の裏ルートは1時間20分ほどでした。