11月26日、霧雨交じりの曇天、紅葉も散り始めた養父市妙見山の中腹にある三重塔を尋ねた。
この塔は、出雲大社に妙見スギを献納したお礼に日本海を船で運び1655年に標高800mのこの地に移築した。
三重塔の三層目にはサルの彫刻がある。見ざる、言わざる、聞かざる、思わざるの四匹である。古書によると「世の人は見ざる、言わざる、聞かざるというけれども、思わざるをたもてば、三の猿はたやすいことだ」と書かれている。
割拝殿から見た名草神社本殿、1754年の建築、平成24年4月積雪で一部破損で痛々しい、災害復旧工事申請中。
但馬妙見の日光院は妙見信仰の一大霊場で日本三妙見の一つとされる。
境内には欅、銀杏の古木があり、紅葉の季節は境内に金色の絨毯を敷き詰めたようになり、写真スポットで有名。
名草神社拝殿・本殿の修復には総事業費6億円で奉賛金の目標額は3千万円以上・・・と看板が数か所に立ててあり、私は 3千万分の1000 を賽銭箱に投じて奉賛金の一部としました。