コゲラ キツツキ目キツツキ科
小啄木鳥 (Dendrocopos kizuki)
コゲラ、日本の小さなキツツキ(啄木鳥)、スズメくらいの大きさで基本的に留鳥、雑食で、主に昆虫などを捕食し、木の実を食べることもある。樹皮表面から虫をつまみとったり、つついて結構大きな穴を開けて虫を捕まえる。山林に生息するが、近年は市街地にも進出し街路樹や人家の庭木、公園の樹木などでもよく見られるとのこと。
キツツキの仲間では観察しやすい鳥だと思うが、私もこれまで奥山や里山でよく見かけたことがあり近場では豊岡の文教府裏山などにもいる。このコゲラ、この3月下旬に我が家のお向かいさんに庭にもやってきた。家主さんが途中から切ってしまった庭木としては大木(ヒマラヤスギだったように思う)に毎日のようにやってきている。せっせと穴を開けて採餌している。写真では穴はひとつだけだが、今日時点では二つ目の穴が大きくなりつつある。
私の住んでいるとことは、国道を一本入ったところで、豊岡市の市街地といってよい。分教府から神武山に流れてきて、さらに市街地に侵入するルートになるのかなと思う。
動画も見てください。
3月21、22日の土日に連続で観察できた。家人によると毎日お昼前に来ているとのこと。1時間程度滞在していた。一生懸命穴を開けているが、エサが取れたところは観察できなかった。エネルギー収支が合っているのだろうか。