カエンタケ
(ニクザキン目ニクザキン科ポドストラマ属)
Podostoloma cornu-damae Boedijin
(火炎茸)
広葉樹林の地上に群生あるいは単生する。
やや稀らしい。猛毒で死亡例がある。欧と、下痢、頭痛、発熱、しびれ、運動障害、意識障害、脱毛など思いつく限りの症状が出るらしい。
ニクザキン目(肉座菌目)というちょっとなじみの少ないグループのきのこである。
写真のものはあまり大きくないが、もっと伸びるとまるで炎が立ち上がっているように見えるからこの名前がついたのであろう。
毒々しい色と硬くしっかりしているので普通は食べる気にはならないのだが、結構中毒例があるようである。あえて言うと食用のベニナギナタタケに似ているが、こちらはしなやかで柔らかい。
毒性も火炎のように激しい。但馬にも生息していました。
火炎茸:火炎のようなきのこ
平成19年10月7日
養父市氷ノ山ホードー杉の近く