たじまのしぜん

HOME たじまのしぜん きのこ ツガサルノコシカケ

ツガサルノコシカケ

ツガサルノコシカケ   ヒダナシタケ目タコウキン科ツガサルノコシカケ属
栂猿腰掛           (Fomitopsis pinicola)
サルノコシカケ、深山に生えているキノコで、そこに住むサル達が腰掛けるのにちょうど良い感じのキノコというイメージか、、、分類的には、ヒダナシタケ目サルノコシカケ科(タコウキン科Polyporaceae)に属し、樹木の幹に無柄で半月状の傘が棚状になるキノコの総称と言ってよいだろう。
サルが腰掛けるという意味から行くと、ある程度の大きさと、しっかりとサルの体重を支える強度が必要だ。サルノコシカケ科のキノコは数え切れないほどあるが(実際に未分類の種がたくさんあるので数えることは出来ない。)、和名に「サルノコシカケ」と付いている種はそれほど多くない。猿が腰掛けるという現実性に従うと、その条件を満たすものは少なく、和名はその条件に忠実といえる。サルノコシカケを冠しているものは、コフキサルノコシカケ、クロサルノコシカケ、ツガサルノコシカケ、ぐらいしか見当たらない。

今回紹介するのは、ツガサルノコシカケ。針葉樹の幹に発生する。多年生で年々大きくなっていく。一番外側の白い部分が成長しているところで、以前成長した部分は木質化し、ニスを塗ったような光沢を持ち、灰褐色~黒色である。成長の軌跡は年輪のようになり、径は最大50センチ程度となる。猿が腰掛けるには十分な大きさである。

成長している部分は柔らかく、接触する木の枝などが取り込まれていくことがある。写真の個体も木の枝が癒着している。
サルノコシカケは癌に効くと言われているが、このツガサルノコシカケを500g6000円で販売しているサイトがあった。サルノコシカケの仲間で有毒菌は今のところ確認されていないので煎じて飲んでも毒にはならないし、癌に効くという人もいる。
私はサルノコシカケに猿が腰を掛けるところを見たことは無い。
今年は申年。

RECOMMEND

詳しく見る

投稿日 :
たじまのしぜん

ホソバイヌタデ

詳しく見る

投稿日 :
ふるさと特派員

但馬・深まり行く秋

詳しく見る

投稿日 :
ふるさと特派員

竹田城跡でミニコンサート & 松枯れ?

  • サイドバナー

RANKING


Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function wpp_get_mostpopular() in /home/tajima1/public_html/core/wp-content/themes/tajimaexpress/sidebar.php:34 Stack trace: #0 /home/tajima1/public_html/core/wp-includes/template.php(688): require_once() #1 /home/tajima1/public_html/core/wp-includes/template.php(647): load_template('/home/tajima1/p...', true) #2 /home/tajima1/public_html/core/wp-includes/general-template.php(110): locate_template(Array, true) #3 /home/tajima1/public_html/core/wp-content/themes/tajimaexpress/single.php(318): get_sidebar() #4 /home/tajima1/public_html/core/wp-includes/template-loader.php(74): include('/home/tajima1/p...') #5 /home/tajima1/public_html/core/wp-blog-header.php(19): require_once('/home/tajima1/p...') #6 /home/tajima1/public_html/index.php(17): require('/home/tajima1/p...') #7 {main} thrown in /home/tajima1/public_html/core/wp-content/themes/tajimaexpress/sidebar.php on line 34